牛丼復活の日
昼食をとりそこねたため、どこかで食事をと思い、車で国道16号を運転中あのオレンジの看板が目に入る。
そう!それは「吉野家」
ただ、妙に駐車場が混んでいる。いや、バイクも,自転車もやけに多い。
中に入るとなんと長蛇の列。オフィス街のランチ時ならまだしも、ここは千葉のロードサイド。しかも14:30という明らかに飲食店は暇な時間帯のはず。
どうした!「吉野家っっ。」
聞けば本日限り、旧来同店で使用していたアメリカ産牛肉を使っての牛丼を数量限定で出すらしい。
それにしてもそんなに食べたいのかね。牛丼。もっとうまいものはあるだろうに!
なにはともあれ、席に着き(若干待ちましたよ)「並」「玉子」「味噌汁」と僕の中での定番セットを注文。
まもなく、運ばれた牛丼はたしかに以前よく見た肉のイメージどおり。
さて食べようかと紅しょうがやらなにやら、いつもの儀式(これには各々ルールがあるね。どうやら見てると。)をはじめようとしたその時!!
「あと20食!!」と厨房の声!
店内に緊張が走る。
店内はお弁当待ちの人を含めかなりの混雑状態。
皆いっせいにまわりを見渡し、自分が食にありつけるか否か?という計算を頭の中ではじめる。
ただ、中で食べる人は一人一食換算でいいとして、問題は弁当待ちの人たち。
本日のみのルールとして、弁当は一人最高4つまでという配慮は一応してあるようだ。
弁当待ちの人が一人あたり何個買うかによって大きく状況が変わる。
そしてその緊迫した空気の中、一人の店員(女子。おそらく高校生)の声。
「休憩入りまーす。」
休むなとは言わない。………………………でも今行くか?????
みな心の中でそうつっこみつつも、問題は自分が食せるかどうか?すぐに計算に戻る。
さえないお宅系男性→カウント1(たぶん自分で独り部屋で食べるな!)
太った奥さん→カウント3(たぶん朝寝坊して朝食が10:00頃!その結果昼食がこの時間にまでずれ込む。でも自分では休みの日まで家族の昼飯は作りたくない。)
…こんな勝手な妄想を抱きつつ、自ら食せる可能性を瞬時に計算する。
恐るべし、「吉野家」たかが300~400円で客をここまで心理的に追い込むか!!!
その時間帯から何か我々勝ち組(食べてる人)に対する視線がやたら厳しくなったような気がしたのは僕だけではあるまい!
しかし、そんな中食べる牛丼はうまいね~。
そんなさまざまな思いが交錯する中、食べる牛丼はやはり一年ぶり,今日限りの看板に偽りのない美味さはあったな。
あのあとどうなったんだろう?みんな食べれたのかな?
ところで、帰りがけになにやらこんなものをもらいましたよ。
《原文抜粋》
あなた様は、吉野家「2・11牛丼<限定>復活」にて牛丼を召し上がられた真の牛丼ファンであることをここに証明いたします。
そんな証明されたって………。ちなみに色はもちろんあのオレンジ色。
………これは価値がある?ない?………。
たぶんないね。終わり。
そう!それは「吉野家」
ただ、妙に駐車場が混んでいる。いや、バイクも,自転車もやけに多い。
中に入るとなんと長蛇の列。オフィス街のランチ時ならまだしも、ここは千葉のロードサイド。しかも14:30という明らかに飲食店は暇な時間帯のはず。
どうした!「吉野家っっ。」
聞けば本日限り、旧来同店で使用していたアメリカ産牛肉を使っての牛丼を数量限定で出すらしい。
それにしてもそんなに食べたいのかね。牛丼。もっとうまいものはあるだろうに!
なにはともあれ、席に着き(若干待ちましたよ)「並」「玉子」「味噌汁」と僕の中での定番セットを注文。
まもなく、運ばれた牛丼はたしかに以前よく見た肉のイメージどおり。
さて食べようかと紅しょうがやらなにやら、いつもの儀式(これには各々ルールがあるね。どうやら見てると。)をはじめようとしたその時!!
「あと20食!!」と厨房の声!
店内に緊張が走る。
店内はお弁当待ちの人を含めかなりの混雑状態。
皆いっせいにまわりを見渡し、自分が食にありつけるか否か?という計算を頭の中ではじめる。
ただ、中で食べる人は一人一食換算でいいとして、問題は弁当待ちの人たち。
本日のみのルールとして、弁当は一人最高4つまでという配慮は一応してあるようだ。
弁当待ちの人が一人あたり何個買うかによって大きく状況が変わる。
そしてその緊迫した空気の中、一人の店員(女子。おそらく高校生)の声。
「休憩入りまーす。」
休むなとは言わない。………………………でも今行くか?????
みな心の中でそうつっこみつつも、問題は自分が食せるかどうか?すぐに計算に戻る。
さえないお宅系男性→カウント1(たぶん自分で独り部屋で食べるな!)
太った奥さん→カウント3(たぶん朝寝坊して朝食が10:00頃!その結果昼食がこの時間にまでずれ込む。でも自分では休みの日まで家族の昼飯は作りたくない。)
…こんな勝手な妄想を抱きつつ、自ら食せる可能性を瞬時に計算する。
恐るべし、「吉野家」たかが300~400円で客をここまで心理的に追い込むか!!!
その時間帯から何か我々勝ち組(食べてる人)に対する視線がやたら厳しくなったような気がしたのは僕だけではあるまい!
しかし、そんな中食べる牛丼はうまいね~。
そんなさまざまな思いが交錯する中、食べる牛丼はやはり一年ぶり,今日限りの看板に偽りのない美味さはあったな。
あのあとどうなったんだろう?みんな食べれたのかな?
ところで、帰りがけになにやらこんなものをもらいましたよ。
《原文抜粋》
あなた様は、吉野家「2・11牛丼<限定>復活」にて牛丼を召し上がられた真の牛丼ファンであることをここに証明いたします。
そんな証明されたって………。ちなみに色はもちろんあのオレンジ色。
………これは価値がある?ない?………。
たぶんないね。終わり。